【若者争奪戦】中小企業が生き残るためには?
皆さん、こんにちは!
ケーエフエスコンサルティング 佐藤です。
今年も就職活動の季節が近づいてきましたね!!
去年の今頃は、自分も企業説明会に参加していましたのが懐かしいです。
今年から、企業側なので、見方もガラッと変化しました。
就職活動(採用)といえば、
現在の有効求人倍率は、1.55倍になっており、
高度経済成長時のような高水準で、
・受注はあるが、人手が足りない
・シフトが組めない
といった人財不足の事態に直面しています。
今回は、その人財というテーマから、若者の採用について書きました。
よろしくお願いします。
目次
1.新卒採用の現状
現在、新卒採用戦線は、中小企業において逆境を生み出しています。
2018年卒業の大卒求人倍率は、1.78倍の売り手市場になっています。
しかし、企業規模別に見てみると、従業員5000人以上の大企業の場合、求人倍率は、0.39倍で買い手市場です。
一方で、300人未満の中小企業の場合だと、6.45倍と超売り手市場になっている。
前年度の4.16倍から急上昇し、思うように学生が集まっていないのが現状です。
(求人倍率は、リクルートワークス研究所のデータを参考にしています。)
2.企業に合った採用方法
中小企業のイメージとして良く挙げられるのは、「アットホーム」であることです。
しかし、その特徴はどこでも浸透しているため、学生に対して強みアピールになり難いです。
現在の学生が求めているのは、ネームバリューではなく、自分の自己実現の場所です。
入社後にどんな仕事をして、どんなキャリアを歩むのか?
この会社を通して、自分が成し遂げたいことができるのか?
を重視しています。
この部分を学生に伝えている中小企業は少ないのです。
しかし、そんな中でも採用に成功している企業は、存在します。
例えば、くず餅で有名な船橋屋は5名の新卒採用枠に対して、16,000名を超えるエントリーがありました。
この他にも、若手の人財を確保できている企業は、努力を積み重ねて自社に合った採用方法を生み出しているのです。
3.新卒採用の重要性
なぜ、新卒採用に力をいれる必要があるのか。
それは今後待ち受けている日本社会の問題にあります。
18歳以下の人口は、2009年から120万人で推移しており、大学進学率が上昇していたため、大きく減少することはありませんでした。
しかし、2018年から、118万人に減少し、今後は右肩下がりが続きます。
企業には、
女性
技術職
シニア
様々な人財がいます。
その中で、フルタイムで働ける若者は、企業の活力として必要不可欠です。
また、変化の激しい時代において、
若者の常識にとらわれない考え方が商品・サービス開発、斬新な仕組み作りなどを生み出すことができるのです。
若者の採用は、企業の未来を左右するからこそ、自社の採用方法を見直す必要があるのではないでしょうか?
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ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
ケーエフエスコンサルティング
佐藤