未来経営DIARY

「未来会計×理念経営=未来経営」の実践!!

「ビジネスで成功している『人を大切にする』という考え方とは」

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こんにちは! 加藤です。

先日、結構衝撃的な出来事がありました。

あの「経営の神様」と呼ばれた故ピーター・ドラッカー氏とお会いできたのです! 

ついにトチ狂ったか、と思われましたでしょうか笑

 

もちろん、物理的に出会ったのではありません。ドラッカー氏が存命中に、日本におけるジネス成功の秘訣を、ある方に話していたことを、その方が弊社代表の小島に話し、そしてその話を私にしてくれたのです。

 

それは、文量にしたら1行の短い内容でした。しかし、その洞察力と本質をついた話は、私の心に深く刻みつけられました。その方がその話を聞いたのは50年ほど前だそうですが、今でも意識すべきコンセプトでした。

 

私は、この話を聞いたとき、ドラッカー氏が、人から人へ、世代を超えて、私の脳に語りかけてくれている、という感覚を覚えました。

 

そしてこの時、よくビジネス本などで言われる、「なぜ人を大切にしなければならないのか」「人を大切にする」とは何なのか、について考えましたので、このブログにて共有したいと思います。

 

話の内容について気になる方がいらっしゃいましたら、弊社セミナー「未来経営LAB」にてお会いしたときにお話します笑

 

ビジネスは情報のやりとりで成り立つ

当たり前ですが、ビジネス(経営上の意思決定)はすべて、情報のやりとりで進みます。株式も、契約書も、ヘッドハンティングも、決算書も、土地も、AIも、案内板も、構造物も、画像も、機械の設計図も、提案書も、メニューも、マネジメントも、ビジネスにおける(価値を生み出し、利益を生み出す)すべての行為は情報提供・交換により推進しています。

 

それがデジタルであれ、アナログであれ、このような情報で人が判断し、行為を行い、現象をつくっているのです。

 

その情報伝達のスピードが飛躍的に高まったのがIT革命で、情報の透明性と流動性が一気に高まったことが”生産性向上”に繋がったのではないでしょうか。

 

ビジネスを推進するのは情報ということはわかりました。それでは、その情報はどこからくるのか? それはご想像のとおり、「人」です。

 

「人」がビジネスを飛躍させる「良質な情報」をもたらす

すべての情報の源は、「人」からもたらされます。

 

「いやいや、コンピューターが情報を得ているよ」とおっしゃる方もいるかも知れません。確かに、近年は、多くの場合AIが人々の情報を収集し、アルゴリズムによって、ビジネスをスムーズに、良い方向にもたらしてくれる情報を提供してくれるようになりました。

 

しかし、結局の所、ビジネスを飛躍させる情報は、人からもたらされます。

 

どのような経営本や伝記を読んでも、クライアント様やこれまで出会った経営者様の話を聞いていても、また未熟ながらも自身の体験を踏まえて考えてみても、壁を乗り越えたり、ブレイクスルーをもたらしたりしたきっかけは、突き詰めるとすべて「人」がもたらした情報であることに気づきました。

 

あの人がいたから今の自分がある、あの人があの時この情報や紹介をくれたから、あの人にあのときこう言われたことがきっかけで、、、必ずどの会社にも、人生にもストーリーがあり、ターニングポイントの源はほぼ人である、ということです。

 

人を大切にするとはどういうことか?

では、ビジネスを飛躍させたり、困難を乗り越えるための「良い情報」はどうしたら得られるようになるか? それは、冒頭にも書いたように「人を大切にする」ということです。

 

社会は人と人とのつながりで成り立っている以上、身近な人々を大切にすることは、自身が社会で生きやすくなることにつながります。そしてビジネスにおいては、お会いした方一人ひとりに誠実に接し、当たり前のことを当たり前にすることで信頼関係が生まれ、情報のやりとりがスムーズになる、すなわちビジネスを推進しやすくなる、ということにつながると思います。これは当たり前です(実際にやるのは難しいですが、、、)

 

では、会社を成長・発展させるための「良質な情報」を得るにはどうしたらいいか? そのために「人を大切にする」とはどういうことか?これまで、

・ビジネスは情報のやりとりで成り立っている

・情報は人がもたらす

・良い情報を得るためには人を大切にする

→ビジネスを進めるためには人を大切にするという流れで書いてきました。

 

ここからが重要なところです。ビジネス上で、縁のある方を大切にするということは、誠実でいるということに加えて、意識して実行しなければいけないことがあります。

それは身近な人に、「今持ちうるすべてのリソースを使って、その方が望むものを与え続ける」ということです。これがビジネス上で、良い情報を得るための最も大切な原則なのではないか、と最近感じています。

 

与えよ、さらば与えられん、ということなのかもしれません。私自身が絶賛体感中です。

若造が何を小生意気な、と思われるかもしれません。

 

そう思われることを覚悟してこのブログに書いたのは、冒頭の話につながっています。

 

実は、冒頭のドラッカー氏とお会いした方は、戦後から現代の日本経済社会を作り上げたといってもいいほどの方で、経済界だけでなく、政界からも尊敬され、米国の名だたる企業のトップや、元大統領等とも親交の深い方です。

 

「この方」は、「身近な人を大切にしなさい」と言い続けながら、それを自分も愚直に実行し続けていました。

 

そして、その行動や情報提供により、その方の周囲の人々は皆ビジネスで成功し、世界の成長に貢献しています。もう亡くなってしまったのですが、あるアメリカ人は、「その方がいなかったら今の私はない」、と息子、孫、ひ孫にまで伝え続け、今でもそのひ孫からクリスマスカードが届くくらいの影響力があるのです。

 

その結果その方はどうなったか? その方に助けられ、支援された人々が、その方に良い情報を伝えつづけ、金銭的な部分を超えた深い幸福を感じているそうです。

 

そして、この話は、私はその方から直接聞いておりません。私が信頼されていると実感し、私も信頼し、貢献し続けたいと思える人が、この情報を伝えてくれました。(弊社代表小島なのですが笑)

 

まさに、「与える=人を大切にする」の循環が作られていると感じました。

 

目に見えにくく、抽象的なことが多いですが、ビジネスの原理原則「人を大切にする=人が望むものを与え続ける」。見返りを求めようとせず、ぜひ、実践してみていただければ、と思います。

 

必ず数ヶ月後、数年後、数十年後(まだ未体験)、素晴らしい世界を体験できることと思います。 

 

弊社シンボリックセミナー「未来経営LAB(次回4/25水19:00〜開催!)」でも、KFSグループ代表小島が豊富な経営実践事例と共に、経営の考え方ををお伝えしておりますので、ぜひお時間あればお越しください!

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

理念が浸透する会社をつくる、はじめての入社式のつくり方

こんにちは、ケーエフエスコンサルティングの細井です。

2018年4月2日にKFSグループでは本部のある福島市で入社式を執り行いました!

 

ありがたいことに4名の優秀な18新卒のメンバー、中途4名が入社し、

KFSを自己実現のステージとして社会人生活のスタートを切りました。

 

 

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KFS東京は5人に

KFS東京では、新たに2名が正社員として加入し、5名体制となりました!

 

専門・肩書は財務戦略アドバイザー、IPO支援、飲食実務コンサルタント

クレドアドバイザー、チームビルディングコンサルタント

全員バラバラで、得意領域もバラバラです!

 

多様性に富んだ組織ですが、

黒字の継続を目指し社員が大切にされていると感じられる経営をする「未来経営」という考え方、

「日本一の中小企業支援プラットフォームを創る」というビジョン、

そして「貢献する企業であり続ける」という理念に共感して日々取り組んでいます。

 

メンバーのプロフィールは近々紹介したいと思います!



入社式の目的は?

今回のテーマは「入社式」ですが、皆様の会社では行っていますでしょうか?

 

どんな目的、意味づけ、意義付けをしているでしょうか?

「周りの企業がやっているから、何となく新入社員をウェルカムするプログラムを作ってやっています」

では勿体ないです!

 

会社によって様々な目的があって良いと思いますが、

未来経営では、経営理念を伝えるチャンスと捉え、

新入社員だけでなく、既存社員も含めて理念をさらに浸透し、

理念経営の組織としてレベルアップしていただきたいと思います。

 

また、これから入社式を行っていこうとしている会社が、

はじめて入社式をやるためのキッカケとして参考にしてみてください!



KFSグループの入社式事例概要

2018年のKFSグループの入社式では、

下記のようなプログラムで開催しました。

 

ー午前ー ホテル会場にて

1.開会

2.役員挨拶

3.代表挨拶

4.辞令交付

5.新入社員挨拶

6.既存メンバーからサプライズムービー(歓迎メッセージ)

7.閉会

 

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ちなみに入社式閉会以降は、

ーお昼ー 全員で会場でお弁当

ー午後ー 役員会・経営戦略会議・管理者会議等

ー夜ー  歓迎会

という流れで丸一日業務をストップして、

グループ全体で緊急ではないが重要事項に取り組みました。

 

入社式の重要ポイントは代表挨拶で何を伝えるか?

入社式の中で代表挨拶は一番ボリュームがあり、

新入社員も既存のメンバーも真剣に話を聴いています、そこで何を伝えるかです。

 

未来経営を実践においては、ぜひ代表の考え方、

創業・承継のストーリー、経営理念の意味を伝えていただきたい所です。

 

小島代表の今回代表挨拶は会社のストーリーを中心に

このような内容で展開されました。

 

・代表プロフィール、事業承継の経緯

・KFSの過去について:今の規模、環境が整っているのは既存メンバーのがんばりが有ったからこそ

・会社の理念について:言葉の意味も含めた詳細

・グループ共通ドメイン:グループ5社はバラバラではなく、つながっている事

・中途入社メンバーの紹介

・今年度の働き方への取り組み

 

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既存社員からしてみれば、何度も同じ話を聞いています、

またかと思う人もいるかもしれません、

しかし、人は忘れていく生き物です、「知っている」のと

「理解し日々実践している」では行動・言動といった理念の体現度に大きな違いが現れます。

少なくとも一年に一度は会社の意識を合わせるために、真剣に語ってみてください!



入社式の舞台裏を支えるヒトとモノ

入社式を成功させるには、舞台裏を支えるヒトとモノも重要です。

一般的にはバックオフィス部門、総務部あたりが中心となって準備を進めると思います。

以下、はじめて入社式を企画する際に参考にしていただきたい項目です。

・役割:当日までの準備だけでなく、当日は予想以上にやることがあります。

    資料の配布、会場の設営、登壇者や余興をする方への案内など、

    スケジュールに追われている中でスムーズに進めるためには

    多くの方の協力が必要です。

・司会:式として良い意味での緊張感、全体で盛り上げるには

    社長ご自身で司会進行するよりも、

    NO.2や総務や人事のリーダーが司会進行を行うと良いでしょう。

・写真、動画撮影:必要条件ではないため見落としがちなのが記録です、

         会社の歴史を映像や画像で残しておく事で、

         次の採用活動や〇周年記念などのイベントで

         自社の魅力を伝えるツールの一つになります。

・社員紹介ムービーや余興の根回し

  役員だけが一方的に伝えるだけでなく、

  参加する様々な立場のメンバーが参加することで、

  入社式の当事者の一人となり一緒に創る場になります。

 

入社式は毎年進化するもの

今ではグループ5社50名となり、ホテルの会場で行っていますが、

私がはじめて参加した3年前は事務所の業務フロアに

プロジェクターを投影して開催していました。

 

その後、移転したオフィスビルの会議室、ホテルの会場へと

会社の成長に合わせて、場所も内容も毎年進化しています。

 

最初は手作り感満載でもかまいません!

例え入社する人がいなくても、節目の行事として毎年開催して

徐々にステップアップさせて行きましょう!

 

【学生が中小企業を選ぶ3つの条件】

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皆様こんにちは!!佐藤です!!!

 

今回は、4月から中小企業へ入社する新卒2人にインタビューする機会をいただきました。

新卒採用にお役立ちできる情報があると思い、ブログに掲載させて頂きました。

大手志向の就活事情の中で、6つの質問を通して生の声をお届けします!!

 

プライバシーの関係で名前と企業名は伏せさせていただきました。

ご了承の上、お読み下さい。

登場する学生は、共に今年4月入社のH君とMさんです。

 

Q1.どんな仕事をしているのか?

H.葬祭業。残りの人生をより幸せに生きていくため、そして残された遺族の方々が幸せに生きていくために、葬儀をけじめの場として提供しています。

 

M.健康・美容事業が中心です。
家族の中で太陽のような存在である女性たちの思い描く素晴らしい人生を、自らの力で実現出来るようにお手伝いする仕事をしています。

 

Q2.なぜ、大手志向を辞めて中小企業に就職したのか?

H.給与面や会社のネームバリューを重視していませんでした。

一番に考えていたことは、自分が本当にやりたいことや、人生で成し遂げたいことができる、自己実現の場所を探していました。

 

M.もともと大手志向ではありませんでした。
転職や独立が多いこの時代で、今後の人生を考えた時に、他社から求められる人財になりたいと考えたからです。そのために、色々な仕事にチャレンジできて力をつけられるのが、中小企業やベンチャーだと考えたからです。

 

Q3.ビジョンは大切か?

H.大切だと思います。

正直に言うと私は、葬儀業に勤めることは1ミリも考えていませんでした。

しかし、会社のビジョンと自分のビジョンを重ね合わせた時に、興味のあった人財・教育業界ではなく、ビジョンを成し遂げられると確信と持てた、葬儀業界の会社に就くことになったんです。

M.私も、大切だと思います。
入社までの研修期間で、会社の理念に共感しても、会社と個人が作り出したいビジョンの不一致で、内定を辞退する同期を見てきた経験があるからです。

 

Q4.社長と出会った時の印象は?

H.話す姿勢と社員の方と関わっている姿は、誠実の一言です。純粋にこの人の話を聞きたいと思えました。

M.母親みたいな印象で、The女社長のような感じでした。

Q5.学生の会社への信頼度が上がるポイントは?

H.お客様の幸せの追求はもちろんのこと、社員のビジネス・プライベートの両面の幸せも考えていることです。

そして、会社に関わる人への対応が、どの社員の方も丁寧で誠実であることです。

 

M.理念など、想いを大切にしていることです。
そして、その理念を土台に働く仲間を大切にしていることです。
また、金銭的なことなど、グレーゾーンは絶対に許さないという風土が浸透していることです。



Q6.入社の決め手になったのは?

H.入社までの間、社長と4回ほどお会いし、お話をする中で会社(社長)の目指す先に、自分の実現したいものが成し遂げられると確信できたからです。

M.企業理念に共感し、価値観も合っていたからです。

また、選考やインターンを通して会社のことをもっと知ったことで、一緒に働きたいと思える社員の方と職場環境があったからです。

 

インタビューは、以上です。

 

私も中小企業に就職した人財として、中小企業の会社を選んだポイントは、

①社長と現場の社員の方が言行一致していること(理念浸透がされていること)

②会社でイキイキ働いている自分がイメージできた(見通しが持てた)

があります。

 

 

 

今回のインタビューを通して、

①社員の方までしっかり理念浸透できていること

②会社のビジョンが明確であること

③会社の風通しが良く、透明性があること

 

の条件が当てはまる会社が、選ばれやすいことが分かりました。

 

 

また、 ケーエフエスコンサルティングでは、理念経営の考え方や、理念浸透・理念を基盤とした人財育成のノウハウなどを提供している勉強会を月に1度開催しております。

 

人財不足が加速する前に、人財から選ばれる会社への第一歩にしていただけたらと思います。

 

未来経営lab ~黒字経営を実践・目指す経営者勉強会~

 

ここまで読んで下さりありがとうございました。

 

ケーエフエスコンサルティング 佐藤