未来経営DIARY

「未来会計×理念経営=未来経営」の実践!!

効果的な社内研修を実施する3つのポイント

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こんにちは、ケーエフエス小林です。

 

突然ですが、皆様の会社では社内研修を実施していますか?

それはどのような内容の研修でしょうか?

 

弊社では先週、社内研修を行いました。

今年度の新入社員・中途採用者を対象とした社内研修です。

 

今回は“効果的な社内研修”についてお伝えします。



 

社内研修の目的とは何でしょうか?

会社の理念教育、組織内コミュニケーション、具体的な業務説明…

社員に伝えたいこと、学んで欲しいことはいろいろとある思います。

 

その中でも核となる目的は?

KFSの社内研修では「正しい考え方」を身に着けることを目的としています。



【効果的な研修の3つのポイント】

①個人の参加意識を整え、目的を設定する

 

よくある研修の問題点に、参加者が目的を持っていない、何のために研修をするのかわかっていない場合があります。

 

現場志向の社員であれば尚更、わざわざ成果のでる現場の仕事を止めてまで、研修に参加する必要性を見出せず、不満を持ったまま参加。

結果、ただ時間が過ぎるのを待って、効果なし。などということになりかねません。

 

研修は「ピットイン」の場と表現されます。

事前課題でまず参加者自身の現在地を確認します。

そして今後どんな自分を目指し、どのような成果を求めるのか?

カーナビを起動させるかのように、現在地と目的を設定してから臨みます。



②研修に至るまでの背景を知る

 

今でこそ、研修日程が決められ参加の指示があり当然のように研修を受けているかもしれません。しかしそれは当たり前のことではありません。

 

創業当初から社内研修を行う会社は稀です。

ここまで会社が成長するまで、様々な困難があったはずです。

多くの諸先輩たちの努力とチャレンジの結果、会社の成長のためには社員の成長が不可欠だ!という判断に至って初めて、社内研修という仕組みが導入されます。

研修を受けることは当たり前ではない。

過去を支えてくれた先輩たちがいてこその今があります。また現場から残り送り出してくれたメンバーへの感謝も忘れてはいけません。

どれだけの人に支えられ、送りだされ、その場に参加しているのか?

しっかりと研修に至るまでの背景を認識し、感謝の念を持って参加することが絶対条件です。



③明確な目標と具体的な計画をもって完了する

 

目的を持って参加し、組織のメンバーに感謝し、成果でそれを体現する。

最後はそれを実現するための目標と計画を明確にすることです。

 

想いを想いで終わらせず、具体的な行動に落として実践する!

結果、成果が生まれる!

「研修を実に変換すること」

それが参加者に求められることです。




いかがでしょうか?このようなことを研修前に伝えているでしょうか?

参加者は理解しているでしょうか?

しっかりと目的と前提を整え、効果を最大化する教育の仕組みを構築していただきたいと思います。



弊社の主催する未来経営LABでは、KFSグループが現在に至るまでの代表・小島の経営に対する想い、実践を余すことなくお伝えしています。

必ず皆様の企業の発展につながるアイデアに触れる事が出来ます。

皆様のご参加をお待ちしております!

「ビジネスで成功している『人を大切にする』という考え方とは」

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こんにちは! 加藤です。

先日、結構衝撃的な出来事がありました。

あの「経営の神様」と呼ばれた故ピーター・ドラッカー氏とお会いできたのです! 

ついにトチ狂ったか、と思われましたでしょうか笑

 

もちろん、物理的に出会ったのではありません。ドラッカー氏が存命中に、日本におけるジネス成功の秘訣を、ある方に話していたことを、その方が弊社代表の小島に話し、そしてその話を私にしてくれたのです。

 

それは、文量にしたら1行の短い内容でした。しかし、その洞察力と本質をついた話は、私の心に深く刻みつけられました。その方がその話を聞いたのは50年ほど前だそうですが、今でも意識すべきコンセプトでした。

 

私は、この話を聞いたとき、ドラッカー氏が、人から人へ、世代を超えて、私の脳に語りかけてくれている、という感覚を覚えました。

 

そしてこの時、よくビジネス本などで言われる、「なぜ人を大切にしなければならないのか」「人を大切にする」とは何なのか、について考えましたので、このブログにて共有したいと思います。

 

話の内容について気になる方がいらっしゃいましたら、弊社セミナー「未来経営LAB」にてお会いしたときにお話します笑

 

ビジネスは情報のやりとりで成り立つ

当たり前ですが、ビジネス(経営上の意思決定)はすべて、情報のやりとりで進みます。株式も、契約書も、ヘッドハンティングも、決算書も、土地も、AIも、案内板も、構造物も、画像も、機械の設計図も、提案書も、メニューも、マネジメントも、ビジネスにおける(価値を生み出し、利益を生み出す)すべての行為は情報提供・交換により推進しています。

 

それがデジタルであれ、アナログであれ、このような情報で人が判断し、行為を行い、現象をつくっているのです。

 

その情報伝達のスピードが飛躍的に高まったのがIT革命で、情報の透明性と流動性が一気に高まったことが”生産性向上”に繋がったのではないでしょうか。

 

ビジネスを推進するのは情報ということはわかりました。それでは、その情報はどこからくるのか? それはご想像のとおり、「人」です。

 

「人」がビジネスを飛躍させる「良質な情報」をもたらす

すべての情報の源は、「人」からもたらされます。

 

「いやいや、コンピューターが情報を得ているよ」とおっしゃる方もいるかも知れません。確かに、近年は、多くの場合AIが人々の情報を収集し、アルゴリズムによって、ビジネスをスムーズに、良い方向にもたらしてくれる情報を提供してくれるようになりました。

 

しかし、結局の所、ビジネスを飛躍させる情報は、人からもたらされます。

 

どのような経営本や伝記を読んでも、クライアント様やこれまで出会った経営者様の話を聞いていても、また未熟ながらも自身の体験を踏まえて考えてみても、壁を乗り越えたり、ブレイクスルーをもたらしたりしたきっかけは、突き詰めるとすべて「人」がもたらした情報であることに気づきました。

 

あの人がいたから今の自分がある、あの人があの時この情報や紹介をくれたから、あの人にあのときこう言われたことがきっかけで、、、必ずどの会社にも、人生にもストーリーがあり、ターニングポイントの源はほぼ人である、ということです。

 

人を大切にするとはどういうことか?

では、ビジネスを飛躍させたり、困難を乗り越えるための「良い情報」はどうしたら得られるようになるか? それは、冒頭にも書いたように「人を大切にする」ということです。

 

社会は人と人とのつながりで成り立っている以上、身近な人々を大切にすることは、自身が社会で生きやすくなることにつながります。そしてビジネスにおいては、お会いした方一人ひとりに誠実に接し、当たり前のことを当たり前にすることで信頼関係が生まれ、情報のやりとりがスムーズになる、すなわちビジネスを推進しやすくなる、ということにつながると思います。これは当たり前です(実際にやるのは難しいですが、、、)

 

では、会社を成長・発展させるための「良質な情報」を得るにはどうしたらいいか? そのために「人を大切にする」とはどういうことか?これまで、

・ビジネスは情報のやりとりで成り立っている

・情報は人がもたらす

・良い情報を得るためには人を大切にする

→ビジネスを進めるためには人を大切にするという流れで書いてきました。

 

ここからが重要なところです。ビジネス上で、縁のある方を大切にするということは、誠実でいるということに加えて、意識して実行しなければいけないことがあります。

それは身近な人に、「今持ちうるすべてのリソースを使って、その方が望むものを与え続ける」ということです。これがビジネス上で、良い情報を得るための最も大切な原則なのではないか、と最近感じています。

 

与えよ、さらば与えられん、ということなのかもしれません。私自身が絶賛体感中です。

若造が何を小生意気な、と思われるかもしれません。

 

そう思われることを覚悟してこのブログに書いたのは、冒頭の話につながっています。

 

実は、冒頭のドラッカー氏とお会いした方は、戦後から現代の日本経済社会を作り上げたといってもいいほどの方で、経済界だけでなく、政界からも尊敬され、米国の名だたる企業のトップや、元大統領等とも親交の深い方です。

 

「この方」は、「身近な人を大切にしなさい」と言い続けながら、それを自分も愚直に実行し続けていました。

 

そして、その行動や情報提供により、その方の周囲の人々は皆ビジネスで成功し、世界の成長に貢献しています。もう亡くなってしまったのですが、あるアメリカ人は、「その方がいなかったら今の私はない」、と息子、孫、ひ孫にまで伝え続け、今でもそのひ孫からクリスマスカードが届くくらいの影響力があるのです。

 

その結果その方はどうなったか? その方に助けられ、支援された人々が、その方に良い情報を伝えつづけ、金銭的な部分を超えた深い幸福を感じているそうです。

 

そして、この話は、私はその方から直接聞いておりません。私が信頼されていると実感し、私も信頼し、貢献し続けたいと思える人が、この情報を伝えてくれました。(弊社代表小島なのですが笑)

 

まさに、「与える=人を大切にする」の循環が作られていると感じました。

 

目に見えにくく、抽象的なことが多いですが、ビジネスの原理原則「人を大切にする=人が望むものを与え続ける」。見返りを求めようとせず、ぜひ、実践してみていただければ、と思います。

 

必ず数ヶ月後、数年後、数十年後(まだ未体験)、素晴らしい世界を体験できることと思います。 

 

弊社シンボリックセミナー「未来経営LAB(次回4/25水19:00〜開催!)」でも、KFSグループ代表小島が豊富な経営実践事例と共に、経営の考え方ををお伝えしておりますので、ぜひお時間あればお越しください!

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

理念が浸透する会社をつくる、はじめての入社式のつくり方

こんにちは、ケーエフエスコンサルティングの細井です。

2018年4月2日にKFSグループでは本部のある福島市で入社式を執り行いました!

 

ありがたいことに4名の優秀な18新卒のメンバー、中途4名が入社し、

KFSを自己実現のステージとして社会人生活のスタートを切りました。

 

 

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KFS東京は5人に

KFS東京では、新たに2名が正社員として加入し、5名体制となりました!

 

専門・肩書は財務戦略アドバイザー、IPO支援、飲食実務コンサルタント

クレドアドバイザー、チームビルディングコンサルタント

全員バラバラで、得意領域もバラバラです!

 

多様性に富んだ組織ですが、

黒字の継続を目指し社員が大切にされていると感じられる経営をする「未来経営」という考え方、

「日本一の中小企業支援プラットフォームを創る」というビジョン、

そして「貢献する企業であり続ける」という理念に共感して日々取り組んでいます。

 

メンバーのプロフィールは近々紹介したいと思います!



入社式の目的は?

今回のテーマは「入社式」ですが、皆様の会社では行っていますでしょうか?

 

どんな目的、意味づけ、意義付けをしているでしょうか?

「周りの企業がやっているから、何となく新入社員をウェルカムするプログラムを作ってやっています」

では勿体ないです!

 

会社によって様々な目的があって良いと思いますが、

未来経営では、経営理念を伝えるチャンスと捉え、

新入社員だけでなく、既存社員も含めて理念をさらに浸透し、

理念経営の組織としてレベルアップしていただきたいと思います。

 

また、これから入社式を行っていこうとしている会社が、

はじめて入社式をやるためのキッカケとして参考にしてみてください!



KFSグループの入社式事例概要

2018年のKFSグループの入社式では、

下記のようなプログラムで開催しました。

 

ー午前ー ホテル会場にて

1.開会

2.役員挨拶

3.代表挨拶

4.辞令交付

5.新入社員挨拶

6.既存メンバーからサプライズムービー(歓迎メッセージ)

7.閉会

 

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ちなみに入社式閉会以降は、

ーお昼ー 全員で会場でお弁当

ー午後ー 役員会・経営戦略会議・管理者会議等

ー夜ー  歓迎会

という流れで丸一日業務をストップして、

グループ全体で緊急ではないが重要事項に取り組みました。

 

入社式の重要ポイントは代表挨拶で何を伝えるか?

入社式の中で代表挨拶は一番ボリュームがあり、

新入社員も既存のメンバーも真剣に話を聴いています、そこで何を伝えるかです。

 

未来経営を実践においては、ぜひ代表の考え方、

創業・承継のストーリー、経営理念の意味を伝えていただきたい所です。

 

小島代表の今回代表挨拶は会社のストーリーを中心に

このような内容で展開されました。

 

・代表プロフィール、事業承継の経緯

・KFSの過去について:今の規模、環境が整っているのは既存メンバーのがんばりが有ったからこそ

・会社の理念について:言葉の意味も含めた詳細

・グループ共通ドメイン:グループ5社はバラバラではなく、つながっている事

・中途入社メンバーの紹介

・今年度の働き方への取り組み

 

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既存社員からしてみれば、何度も同じ話を聞いています、

またかと思う人もいるかもしれません、

しかし、人は忘れていく生き物です、「知っている」のと

「理解し日々実践している」では行動・言動といった理念の体現度に大きな違いが現れます。

少なくとも一年に一度は会社の意識を合わせるために、真剣に語ってみてください!



入社式の舞台裏を支えるヒトとモノ

入社式を成功させるには、舞台裏を支えるヒトとモノも重要です。

一般的にはバックオフィス部門、総務部あたりが中心となって準備を進めると思います。

以下、はじめて入社式を企画する際に参考にしていただきたい項目です。

・役割:当日までの準備だけでなく、当日は予想以上にやることがあります。

    資料の配布、会場の設営、登壇者や余興をする方への案内など、

    スケジュールに追われている中でスムーズに進めるためには

    多くの方の協力が必要です。

・司会:式として良い意味での緊張感、全体で盛り上げるには

    社長ご自身で司会進行するよりも、

    NO.2や総務や人事のリーダーが司会進行を行うと良いでしょう。

・写真、動画撮影:必要条件ではないため見落としがちなのが記録です、

         会社の歴史を映像や画像で残しておく事で、

         次の採用活動や〇周年記念などのイベントで

         自社の魅力を伝えるツールの一つになります。

・社員紹介ムービーや余興の根回し

  役員だけが一方的に伝えるだけでなく、

  参加する様々な立場のメンバーが参加することで、

  入社式の当事者の一人となり一緒に創る場になります。

 

入社式は毎年進化するもの

今ではグループ5社50名となり、ホテルの会場で行っていますが、

私がはじめて参加した3年前は事務所の業務フロアに

プロジェクターを投影して開催していました。

 

その後、移転したオフィスビルの会議室、ホテルの会場へと

会社の成長に合わせて、場所も内容も毎年進化しています。

 

最初は手作り感満載でもかまいません!

例え入社する人がいなくても、節目の行事として毎年開催して

徐々にステップアップさせて行きましょう!